にんじん

時期

１１月から５月まで

種類

黄色にんじん、金時にんじん、紫にんじん、黒にんじん

特徴

◆紫にんじんはアントシアニンが豊富で、ポリフェノールがたくさん含まれています。

◆金時にんじんは甘味が強くて肉質が柔らかい。

◆黒にんじんはポリフェノールが紫にんじん以上に多い。

効能

◆にんじんは根菜類でただ１つの緑黄色野菜であり、そのヘルシーパワーは高く、ビタミン類やミネラルをバランスよく含んでいますが、特にカロテンの含有量が多い。加熱後もカロテンの量がほとんど減らない点もにんじんの特徴です。カロテンはヒトの体内でビタミンＡに変化する色素で、ビタミンＡは目を健康に保ったり、皮膚を丈夫にしたり、粘膜の機能を高めて抵抗力を増し、病気に負けない体を作る効果があります。また抗酸化作用を発揮してガンを予防する効果もあります。さらに、にんじんのカロテンは、肺がんなどの喫煙に関連するがんを抑える効果が強いと言われています。

◆紅色の金時にんじんは、カロテンが少なく、トマトに含まれているリコピンが多い。リコピンは強い抗酸化力を持っています。

◆にんじんの葉に含まれるカリウムは、血圧を上昇させるナトリウムを排泄して高血圧を予防します。